自分の身体のアラームに耳を傾けよう
前回の「内言」に加えて
「身体のアラーム」にも耳を傾けたい。
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最近何となくうまく行かない
イライラしてばっかり
自分の周りは本当に恵まれていない
もう人生嫌だなー
そんなこと思っている時に、
自分の身体のアラームの話を知った
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いつの日か、僕らは身体が発するアラームを切ってしまったのではないか?
覚えがないだけで、少し思い出してみよう。
・嫌なやつだけど、少しくらい我慢しよう
・ここはもうひと踏ん張りしよう
・しんどいけど、これくらい頑張らなきゃ!
・頑張れ!自分!!!
頑張ることが賞賛され過ぎていて、頑張ることが正義となっている。
結果、次のことが起こる。
➀その度に身体の鳴り響くアラームを全消しして、ひたすらに体に鞭を打って頑張っている。
↓
②そうしていくうちに体がアラーム消しの状態に慣れてしまう。
↓
③気がついた時には、どこかが壊れている状態になる。
僕はこれを何度も経験してしまったクチです。
具体的には
嫌な人間関係に我慢し続ける
嫌味や叱責、罵倒に耐える
(アラームが鳴り続けている)
そうやって耐えることが、頑張ることだと勘違いする
(解決方法が、アラームを止める一択)
そのうち、限界が来て無理になる
人間関係をシャットアウトする
社会や自分に対する自信が無くなる
本当であれば、アラームが鳴っている時に自分の身体に耳を傾けて、寄り添って、解決方法を考えていくべきだった
それをサボっていたが為に、修復不可能なまでに追い込まれ、全てを駄目にしてしまう。
何度も人間不信になりかけました。
皆のようにそこそこ我慢して、社会生活を送れないのは、僕は人間としてどこか欠陥があるのではないか。
何度もそう考えていました。
しかし、もしかしたら原因は自分のアラームを止めすぎていたからかもしれないと思う様になってきました。
嫌な事されも言うのが苦手で、アラームを消し
嫌な事を言われてもニコニコしていて
辞めてほしいと本気で思っても流してしまう
そうやって自分の身体に本気で向き合って居なかった為に起こった事ではないかと。
だから僕は、前回のように「内言」を大事にしたいと思ったし、
今回の「アラーム」も大事にしたいと思った。
まだ、これから検証していく段階ではあるけれど、
少しでも生き方が変わればいいなと思います。
勿論、これもいままで長年放置してきたアラームだから直ぐにキャッチ出来るとは思っていない。
けれど少しずつ、自分の中の何かが変わればいいなと思って、自分のアラームに目を向けていきたいと思います。
【参考文献】
・疲れすぎて眠れぬ夜のために 内田樹
・自分のこころのトリセツ 下園 壮太、柳本 操